2018年釣行記(42) – AJ

2018年 Ajing 釣行記

日 時:7月10(火) 16:00~5:00
潮回り:中潮(↓↑↓)

場 所:孤島
釣 果:アジ × 15、カサゴ × 1、セイゴ × 1
同行者:AKTさん、YGWさん、NGHMさん

一難去ってまた一難。深夜から翌日の早朝の時間帯に付いていた傘マークが消えたと思ったら、今度は、日付が変わった頃から収まるとは云え南寄りの風が5mと強く吹く予報。雨にしろ風にしろ、徹夜が前提の孤島でアジングをするには条件が余り良くない。
釣りはしたいが、孤島に行くのはもう一つ気乗りしない
しかし、物は考え様。YGWさんからは強い風の中でのアジングの練習になるAKTさんからは先般のような風が無い時は、蚊の猛攻にイライラ。夜半には、落ち着くので雨が降らないだけ、良いかもデスネと二人の手練れに励まされて、7月に入って初めての孤島アジングに行くことにした。

16:00頃、孤島の岸壁に4人揃って到着。
予報通りの強い南寄りの風が、ほゞ正面から吹いて来ており、日付が変わる頃までの間は釣り難い時間が続くだろうが、最も航路側からYGWさんAKTさん、小生、そしてNGHMさんの順に釣り座を確保。

今回持ち込んだロッドは、タチウオ用にSephia S809M/F、ジグ単用の8320#1BSoare改の3本。タチウオは時期的に未だ早いかも知れないが、横須賀では既に出ているらしいし、孤島でも4Fサイズが出たとの情報もあるので、運が良ければ顔を拝めるかも知れない。何よりも風が強くてアジングが難しい時間帯に、慣らし運転をしておくのも良かろうと考えた。

3本のロッドにリールをセットし、ラインを通し等々ゆっくりと支度を整えたが、まだまだ日没時刻前の明るい時間帯。しかも、強い向かい風なのでアジングを始めるのは未だ早い。そこで、先ずはSephia S809M/Fに20gのメタル・ジグを組み合わせて、航路に向かってタチウオ狙いのキャスティングを開始。
長いロッドに重たいジグ、しかも強い追い風なので、ジグは遥か遠くにまで飛んで行き、釣れる釣れないに拘らず、これはこれで極めて爽快。
隣りで、同じ様にメタル・ジグを投げているYGWさんに、アクションの付け方を教えて貰いながらキャスティングを繰り返したが、やはりタチウオからのコンタクトは皆無。

時間が経ち、日没時刻の19:00を回り周囲の光量が落ちてアジが寄って来ても良い時間帯に入って来たので、逆風を押してアジングに切り替えたがアジの寄りはない。であれば、タチウオはどうかと狙いを切り替えたが、こちらも音沙汰がない。
アジを狙ったりタチウオを狙ったり。
二兎を追うもの一兎も得ずだが、アジングに特化しているAKTさんにもアタリがない様子なので、この時に限っては、この格言は当たっていないのだろう。
そうこうしている内に時間が経ち、20:30頃、新たにアジンガーが2人登場して、この夜は6人のアジンガーで夜を明かすことになったが、海からは全く生命感が伝わって来ず、僅かにNGHMさんアジを1匹掛けただけ。

8日の日曜日にも徹夜アジングをしたAKTさんによれば、その時は良くなったのは日付が変わってからで、日付が変わるまでは厳しかったとのこと。
今回も同じ傾向かも知れないと覚悟はしたが、それにしても全くアタリがない。AKTさんYGWさんも苦労している様なので、アジが寄って来ていないのは確かで、小生の肩から先の問題ではなさそうなことが判って一安心。

この日の口開けの1匹が来たのは、22:50頃。22cm程のサイズで、最近の孤島では小さい方だが、AKTさんYGWさんを差し置いてのファースト・フィッシュは、やはり嬉しい1匹であることは間違えのない所。

この後、程なくして同サイズを追加出来、やっと寄って来たと後続を獲ろうと気合を入れ直したが、アジからのコンタクトはそれっ切りの元の木阿弥
状態が変わらないまゝ時間が過ぎて行き、予報通り、日付が変わった頃にはあれ程強かった風も収まって釣り易くはなった。しかし、アジの寄りが本格化することは相変わらずなく、厭になり掛けた頃に来るアタリを1匹、2匹と拾うだけ。

結局、この日は明け方の4:00頃に連続して来ることはあったが、寄りを見せたのはこの時だけで、日付が変わる前は全くアタリもない状態。23:00以降になって、やっとコンタクトが出始めたと云っても交通事故の様な散発状態で孤島に居た時間の半分は素針を引いていたことになる程、厳しい結果だった。
とは云え、明け方の30分程の間の好印象があるので、それ程フラストレーションを溜めることなく、孤島アジングを終えたのが不幸中の幸と云った所か。

所で、今回、YGWさんは、強い風の中で使い易い自作のロッドを試用のために貸してくれたり、図を描いて説明する方が解り易かろうと小さなホワイト・ボードを持参してくれたりと、出来の良くない生徒を何とするために色々とやって頂いた。
そんなYGWさんの好意に応えるのは、YGW式アジングをマスターすることであることは厭と云う程理解はしている。しかし、何しろ現役を離れて10年以上もの間、頭を使うことなど殆どなくなってしまい、唯でさえ錆び付きかかっている頭では中々飲み込めず、YGWさんには申し訳ないと思う。
しかし、一歩づつながらも、何とか前に進みたいと考えているのは間違えなく、YGWさんには歯痒い思いをさせてしまうことになるが、今後とも宜しくお願いしたいと思っている次第。

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